膝には主要な靭帯が4つあり(内・外側側副靭帯、前・後十字靱帯)、「関節を安定させる」「関節をスムーズに動かす」「軟骨(クッション)を保護する」などの働きをしています。
前十字靭帯は、大腿骨(ふとももの骨)の後方から脛骨(スネの骨)の前方をつなぐ靭帯です。脛骨の前方へのずれと、膝のひねりを防ぐ重要な働きをしています。



バスケットボール、スキー、バレーボール、体操、サッカー、ラグビー、柔道などのスポーツで起こることが多いです。中でも、女性に多いのが特徴です。
急な減速、急な方向転換、ジャンプ着地などの際によく発生します。典型的なパターンは、「膝の外反・下腿の内旋・下腿の前方への移動」という力が働いた際の損傷です。






初期(急性期)は、痛み・腫れ・内出血(血腫)などのために屈伸制限や歩行困難になることがよくあります。また、内側側副靭帯損傷や、半月板損傷などを合併することが多いです。
数週間すると日常生活では支障になることが少なくなり、一見治ったようにも見えます。しかし、急激な動作を行う際に「膝崩れ(膝がガクッとなって外れるような感じ)」を起こしやすくなります。「膝崩れ」を繰り返すと、半月板や関節軟骨などを傷めることがあり、注意が必要です。




X線検査では靭帯は明確に写らず、臨床所見や徒手検査が基本になります。さらに、前十字靭帯損傷の疑いがある場合はMRI検査が必要です。MRIは靭帯や半月板を描出することに優れており、当院では必要に応じてほかの医療機関とも連携しながら検査を行っています。



年齢・靭帯の断裂などによる不安定性の程度・活動性といったことから、手術治療と保存治療(手術以外)のどちらを選択するか検討されます。必要に応じて専門医をご紹介しております、ご相談ください。
手術治療は、前十字靭帯が「修復しにくい靭帯」であるため、“若い人”“これから積極的に運動を行う”といった場合に行われることが多いと思われます。
保存治療は、“中高年の人” “激しい運動をいしない人” “前十字靭帯部分断裂” “小児”などが対象になります。最近は、長寿社会になって生涯を通じてスをする人の増加や、運動の重要性が認識されるようになり、保存治療の役割が重要になっています。
当院では、そういった背景・個人の特性などを考慮した上で、患部の固定・筋肉の柔軟性の獲得・痛みの軽減・筋力増強などを目的に、テーピング、装具・サポーター固定、アイシング(冷却)、低周波治療、温熱療法、マッサージ、筋力増強訓練、ストレッチング、フォームや使い方の指導、はり灸治療などを行っています。

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