日常よく遭遇する疾患 >
TOP >
HOME
お問い合せ
頚椎椎間板ヘルニア
首の骨(頚椎)は7個あり、縦に積み木のように重なって構成されています。
問題となる椎間板はこの頚椎の骨と骨の間にあり、クッションの役割をしています。
この椎間板の「髄核」が後方に飛び出したものが(脱出)頚椎椎間板ヘルニアです。
※ヘルニアというと
鼡径ヘルニア
(いわゆる脱腸)を連想される方もおられると思いますが、ヘルニアとは「脱出」という意味で、椎間板ヘルニアとは異なりますのでご安心ください。
※
緑色
の疾患名をクリックすると各疾患にジャンプします
原因は、
ムチウチ
や
スポーツ
といった大きな外力によって発生することがありますし、
日常の軽微な動作
をきっかけに起こることもあります。
また、頚椎の変形・老化
(頚椎症性変化)
が基盤になることが多く、40歳以上で好発します。
普通の
「肩こり」
などとは異なる特徴的な症状として、肩甲骨の間・上腕・前腕・手指の
痛みやシビ感
を訴えます。
また、進行すると物がつかみにくい
(筋力低下)
、歩きにくい
(痙性歩行)
、尿の出が悪い・失禁する
(膀胱直腸障害)
といったこともあります。
問診・徒手検査を重視し、知覚障害・腱反射・筋力評価・誘発テストなどから、どの神経が圧迫を受けて症状を起こしているのかを考えます。
さらに、当院では必要に応じてX線検査だけではなく、MRI検査を依頼します。
MRI
は、X線では出来ない椎間板や神経を描出することが出来るため、椎間板ヘルニアの診断には大変有効です。
これらの画像診断は全ての方に必要な検査ではありませんので、患者さんに何が必要かを検討して、ほかの医療機関とも連携を図りながら治療しています。
当院では痛みや症状を軽減するために、
低周波治療・温熱療法・牽引療法・ストレッチング・マッサージ
などを行っています。症例によっては
頚椎カラーやテーピング
固定を行います。また、
はり灸治療
も大変有効です。
日常生活での動作・使い方も非常に大切であり、治療だけではなくこういった面からのケアをし、症状の経過や、患者さん個人の特性を考えた上での治療を行っています。
一方で、手術療法を検討しなければならない場合もあります。そういった場合は専門医をご紹介いたしております。
▼その他の疾患を選択出来ます
1.頚椎椎間板ヘルニア
2.ムチウチ損傷(頚部の捻挫)
3.胸郭出口症候群(斜角筋症候群など)
4.寝違いなど(首が回らない、首を動かすと痛い)
5.首・肩こり
6.頭痛
7.顎関節脱臼
8.顎関節症
9.眼精疲労(ドライアイ、視力障害)
10.めまい、耳鳴り
11.ぎっくり腰(特に筋・筋膜性腰痛)
12.腰椎椎間板ヘルニア(坐骨神経痛など)
13.腰椎分離症、すべり症
14.腰椎・胸椎(背骨)の圧迫骨折
15.ヘルペス、帯状疱疹(帯状疱疹後神経痛)
16.肋骨骨折、胸部の打撲
17.気管支喘息
18.変形性股関節症
19.坐骨結節裂離骨折・骨端症
20.上・下前腸骨棘裂離骨折・骨端症
21.腸骨稜裂離骨折・骨端症、ヒップポインター
22.単純性股関節炎
23.尾骨骨折・尾骨亜脱臼
24.大腿部の肉離れ
25.腸脛靱帯炎(ランナー膝)
26.大腿四頭筋部の打撲
27.膝内側側副靭帯損傷
28.膝半月板損傷
29.膝前十字靭帯損傷
30.膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)
31.鵞足炎(がそくえん)
32.変形性膝関節症
33.膝蓋骨骨折
34.分裂膝蓋骨
35.膝蓋前滑液包炎(膝の打撲)
36.オスグッド病
37.シンスプリント
38.下腿骨(脛骨・腓骨)の疲労骨折
39.アキレス腱炎、アキレス腱周囲炎
40.アキレス腱断裂
41.下腿部(ふくらはぎ)の肉離れ
42.腓骨神経麻痺(下垂足)
43.こむらがえり、ふくらはぎ(下腿三頭筋)のけいれん
44.足の捻挫
45.足関節の腱炎
47.足首の骨折
48.有痛性外脛骨
49.踵骨骨端症(Sever病)
50.足底筋膜炎
51.踵(かかと)の滑液包炎
52.中足骨疲労骨折(行軍骨折、ジョーンズ骨折)
53.第5中足骨基部骨折(下駄骨折)
54.モートン病
55.外反母趾
56.母趾種子骨障害
57.趾(足指)骨骨折
58.鎖骨骨折
59.腱板損傷
60.野球肩
61.肩関節脱臼
62.肩鎖関節損傷(脱臼・亜脱臼・捻挫)
63.上腕骨近位端骨折
64.いわゆる五十肩
65.上腕部の肉離れ(上腕二頭筋、上腕三頭筋)
66.橈骨神経麻痺(下垂手)
67.肘関節脱臼
68.肘内障(子どもの肘が抜けた)
69.肘内側側副靭帯損傷
70.上腕骨外側上顆炎・内側上顆炎
71.手首の骨折
72.ドケルバン病(手首の腱鞘炎)
73.TFCC損傷(三角線維軟骨複合体)
74.手関節の腱炎
75.母指CM関節症
76.ばね指(指の腱鞘炎)
77.手舟状骨骨折
78.中手骨骨折(ボクサー骨折など)
79.指の靭帯損傷
80.マレットフィンガー・槌指
81.指の骨の骨折
頚椎椎間板ヘルニア